アラフォー(40代)のサラリーマンのおっさんがやってみた!

現在アラフォーのおっさんがいろいろなことにチャレンジしてやってみたことを書いていきますね。

フルマラソンを走ってみた(いよいよ練習開始④)

会社のランニングクラブの代表者に、TOKYO2016大会に当選してしまったので、練習に参加したいのですがと早速メールを送ってみました。

 

すると、快く参加OKの返事をいただき、1カ月後の皇居ランにお誘いいただきました。

皇居ランといえば、当時、ランニングがはやっていて、都内のビジネスマンのメッカでした。

皇居ランは、皇居の周りを信号無しで走ることができる一周約5kmのランニングスポットです。どこからスタートしても良く、その周りには着替えたり、シャワーを浴びることができるスポットがたくさんあります。

 

それまで、自分でなにかできることはないかと、探していると、会社と自宅の中間地点に市営のジムがあることが分かり、そこで会社帰りに行くことにしました。

つまり皇居ランを走るために、まずは練習をしておかないとということです。

「練習のための練習」です。

 

ただ、いきなり「走る」というのはかなりしんどいので、まずは長時間動くことができるかを確認しようと、前述の会社から自宅までの間にある公共のジムに行くことにしました。

ただ、ネットで調べると、突然行ってもジムを使わせてくれないとのこと。

まずは、事前の使い方説明のレクチャーを約45分受けなければいけないようです。その直後から使えるということなので、靴と着替えを用意し、行くことにしました。

ちなみに靴は以前ハーフマラソンに参加した時に購入したランニングシューズで、約1万円くらいしたNIKE製のものです。

 

当日、その公共のジムは、駅から徒歩1分という好立地。着替えをしてジムの受付に行くと、時間まで少々お待ちくださいといわれ、しばし待つことにしました。ジムを見渡すと、すでにトレーニングをされているかたがちらほら。

いわゆる筋トレをする器具がところせましとならび、ランニングマシーンは外のガラスに面して10台くらいおいてあります。外は木が立ち並び、人目は気になりません。

窓に向かってハムスターのように走る姿を人に見られるなんて耐えられませんので、ちょっとほっとしました。

説明の時間になり、同じような境遇の6名ばかりと一緒に説明を受けましたが、どちらかというと、「マナー」の説明が主でした。特に印象に残っているのは器具を使ったら備え付けのタオルで器具についた自分の汗を拭いてから移動してくださいとのこと。やはり、初心者が適当に場を荒らすのを防ぐためなんでしょうね。

公共のジムはやはり、安い!1回あたり400円です。通常の街中のジムは月8000円くらいすることを考えると、べらぼうに安い!だいたい鍛えるために月何回行くんだよ!そんなにいけないよと思っていました。

 

ちなみに、過去、25歳くらいのときにジムに通っている社会人ってかっこいいというあこがれがありました。そこで、ジムに入会しようと思いましたが、いきなり入会しても通わない可能性がありましたので、まずは5回チケットというのを8000円くらいで購入しました。期限は6カ月。月1回程度行けば大丈夫ということ。そして購入した当日に早速使ったので、残り4枚。すぐなくなるなーと思っていましたが、その後、当時仕事が忙しく、(平日は22時退社がデフォルト)、休日も面倒くさがっていかなかった結果、期限まで残り1カ月になってしまいました。

旧来貧乏性な私は、せっかく8000円も払って購入したものなので無駄にはしたくないと、ラスト1カ月で残りの4枚を使うべく、ほぼ毎週末ジムに通ったのでした。

 

さて、いよいよランニングマシーンに立ち、走ろうと思いましたが、いきなり走っても厳しいと思い、まずは歩くことにしました。なんとなく5kmのスピードにしましたが、やはり遅い。結局6.5kmの速度で歩き始めました。

その後どのくらいあるこうか考えていたのですが、なんとなくキリの良い1時間に設定し、歩き続けました。初日ですので、音楽なども用意しておらず、ただただ正面のガラスに映る自分の姿を見続けました。

自分の姿を見続けながら、「オレなにやってるんだろ、この姿結構間抜けだな」と思いながら、足を動かし続けました。となりではおじさんが、はっはっと呼吸をしながら走っています。このおじさんも会社帰りにハムスターのように走っているんだな。会社でも飼われて、ジムでも飼われている姿。そして自分も同じという状況で歩きつづけました。

 

いよいよ1時間経ち、シャワーを浴びて帰路につきましたが、運動をした心地よい疲労感と同時にこんなことでフルマラソンを走りきることができるのかと不安に思っていました。