アラフォー(40代)のサラリーマンのおっさんがやってみた!

現在アラフォーのおっさんがいろいろなことにチャレンジしてやってみたことを書いていきますね。

バンジージャンプやってみた(いよいよバンジージャンプに挑戦③)

平静を装って園内を散歩していると、マップに記されていたとおり、遠くにあのバンジージャンプの施設が見えてきました。

いよいよ妻にサプライズの時間です。

 

「あれ、あんなところに何か見えるよ」

 

遠目に見える建物をいぶかしげに見る妻。だんだんと近づいてくる建物。とある瞬間にすべてを理解して、「あああ~~~」と一声。

 

目を丸くして私を見つめ、「あんた、知ってたでしょ!!」。

 

当然です。知っててこのお出かけを組んだのですから。

 

「そう。あれが、バンジージャンプです。やってみてもいいよね。」

 

ま、高さがそれほどでもないことと、私のワクワク感満載の顔と、他の人が飛んでいる姿を見て、しぶしぶ了解してくれました。

 

さて、気が変わらないうちに申し込みです。

 

さっさと受付に行って料金を支払います。料金は2500円と格安。2回目以降は2000円と割り引いてくれたような気がします。

 

申し込みが終わったら、誓約書に署名。これは、バンジージャンプがとても危険なアクティビティということで、死んだり怪我した場合一切マザー牧場に責任を問わないというものです。ちなみに生命保険もききませんので、チャレンジされるかたはご注意ください。※生命保険申込時に小さく契約書に書いてあります。

 

説明を聞き、装備を装着したらいよいよ階段を上って目的地に向かいます。

 

私の前に並んでいたのは、恐らくビッ〇カメラの社員の社員の方々。どうも社内旅行できているようです。私の前に2名並んでいました。

 

下から同僚とみられる方からの励ましの声が聞こえてきます。

最初の方は、「スリー、ツー、ワン、バンジー」の掛け声とともに、スムーズに飛んでいきました。

 

次の方は、最初の合図で腰が引けて飛べませんでした。

再度、「スリー、ツー、ワン、バンジー」の声で躊躇しようとしてましたが、私の記憶では、横についていた係の方が少し押したように見えましたが、無事飛んでいきました。

 

さて、いよいよ私の番です。階段を上ってきたときから分かっていますが、21mとはいえかなりの高さです。ビルで言うとだいたい3~4階くらいの高さでしょうか。

 

まずは、バンジーのゴムを装着します。ここはよく見るバンジージャンプとは違い、腰に器具を装着するパターンです。腰にしっかりとバンジーのゴムを装着したことを確認し、係の方に促され、いざ手すりの無い場所に向かいます。

 

下には妻とベビーカーに座っている息子がいます。ほかにも見ている方が数名。

 

つま先がバンジー台の橋にきました。心臓はバクバクです。死なないとはいえ、21m下に向かって落ちていくのですから恐怖です。

 

最初に説明を受けたときの注意点として、手は頭の後ろに組んでおく。そして、飛ぶのではなく、倒れること。それだけと考えていました。

 

「安全なはず、大丈夫、大丈夫、大丈夫・・・・」と思いながらそのときを待ちます。

 

横にいる係の方からの合図が始まります。

 

「スリー」

 

「ツー」

 

「ワン」

 

「バンジーーーーーー」

 

私は意を決して、身体を前に傾けました。

みなさんも経験あると思いますが、何かの端に立って、倒れようとするけど、もとに戻るという動作の、あの戻れないポイントを通過したところからが本番です。

このポイントを通過すると、もう落ちるしかありません。

自分でもこのポイントを通過したのが分かりました。

もう、戻れない、落ちるしかない。

 

すると、人間、あまりにも恐怖を感じると声がでません。

「んんんんんんーーーーーーーーーーーーーーー」

 

自分にしか聞こえない、「んんんんんnーーーーー」。そして、身体に緊張が走り全身の筋肉が硬直します。そう、がちがちになるんです。

 

ずっと目を明けていましたので、迫りくる緑のマットが見えました。そしてその一瞬後にはそらを見上げていました。

 

2,3度空中でブランブランした後で、ゆっくりと緑のマットにおろされ、器具を外して終了です。

 

無事生還しました。

 

あとから妻が携帯でとった動画を見せてもらいましたが、棒となった自分がビヨンビヨンしている姿が映っていました。

 

いやいや、死ぬとは思わなかったけど、かなりの貴重な体験ができました。

 

バンジージャンプのイメージは、普段生活している中でそうそうないですが、大けがをしそうなタイミングで「やべーーーーー」とか、「あ、やっちまったーーーー」と強烈に思っている感じです。

 

もしくは、子供のころ階段から飛んでおりる際に、自己最高段から飛び降りる感じに近いです。「これ飛んで怪我しないかな」、「どうなるかな」、「大丈夫かな」と思いながら飛び降りる感じでしょうか。

ま、今回は階段から飛び降りるのとは違って、どこも痛くはなかったですが。

 

いまでは、マザー牧場バンジージャンプのほか、ジップラインもあるようなので、是非挑戦されてみては?