寒中水浴やってみた(思いついてから申し込みまで①)
40代は、いわゆる「初老」の年齢です。まだまだ若いつもりではありますが・・・。ふと気づくと厄年が目前です。
前厄の年齢になり、何か良い厄払いに代わるものはないかと考えておったところ、あるとき、ふと、寒中水泳って厄払いに良いのではと思ってしまいました。
私の中の寒中水浴のイメージは、4コマ漫画の「コボちゃん」のシーンです。
それは、寒中水浴している人を見物しているコボちゃんのおじいちゃんが見ているだけで風邪をひいてしまうというひとこまでした。
そして、それ以上の情報が実は一つもないという体たらくです。
意外と言葉が一般的なのに、見たこと、やったことが無い代表例かもしれません。
ただ、唯一の不安があるとするならば、私はおなかが弱く、おまけに寒がりなんです。
私のおなかは急激な温度の変化にとても弱く。夏場、冷房の効いた電車の乗り換えで「冷⇒暑⇒冷」となっただけでおなかを下してしまうくらいです。
さらに、私は「極度」の寒がりです。
暑いのは我慢できますが、寒いのはダメです。
冬場はかならずズボンの下にタイツを履きます。人一倍着込むため、見た目がモコモコになってしまいます。みっともないですが、寒さ対策のためしょうがないです。
あれは、中学の時のサッカー部に所属していた頃でした。
真冬の風が強い日でした。寒い中先輩たちの紅白戦のボール拾いとしてグラウンドの周りを等間隔に囲む1年生の私たち。着ているものは上下の薄いジャージ。その下は半そで、短パンです。
その場ダッシュしても、となりの人とボールをパスしあっても、身体は温まりません。
ボール拾いという重要な任務があるため、その場から基本的に動くことは許されません。
身体が寒さでがくがく震え、鼻水は止まることなく流れ出てきます。
この時に私は、これから将来なにがあっても「暑さより寒さのほうが嫌い」と答えると心に誓ったのでした。
そんな私がなぜ寒中水泳をなぜやってみようと思ったのか。そう、なんとなくです。
結局人がやったことのないことをやってみたいというどうしようもない欲望なのです。
さて、ネットで調べてみますと、関東近辺では神奈川と東京でやっている場所があるということが分かりました。
埼玉からわざわざ神奈川まで行くのは大変なので、東京でやっている場所をよく調べてみることにします。
すると、東京都中央区の鉄砲洲稲荷神社にて1月に寒中水浴を行っている記事をみつけ、一般より参加者を募集していることが分かりました。
早速、申し込みをしようと調べてみますと、電話で参加申し込みをするようになっております。(当時)
運のよいことにちょうど申込期間である10月でした。
電話で申し込みをすると、後日鉄砲洲稲荷神社の受付に出向いて参加費用を支払う必要があると教えてもらいます。
翌々週に境内を訪れ、支払並びにふんどしと鉢巻を購入し、家路につきます。
あとは、開催当日まで待つのみ。
決戦は、2018年1月14日 鉄砲洲稲荷神社。まだまだ寒い日が続いているはず・・・。
果たしてどうなることやら