アラフォー(40代)のサラリーマンのおっさんがやってみた!

現在アラフォーのおっさんがいろいろなことにチャレンジしてやってみたことを書いていきますね。

寒中水浴やってみた(氷水って冷たそう・・・②)

さて、いよいよ寒中水浴本番です。

鉄砲洲稲荷神社に向かうため電車に乗り込みます。特に何事もなく無事最寄り駅へ。申込時に一度言っているので、迷うことはありません。最寄駅から10分程度で到着。

当日の天気は穏やかな晴れ。最高気温は10度前後です。

 

鉄砲洲稲荷神社に到着するとまず目に入ったのは、あの何もなかった境内に、水が50cmくらい入った直径5mくらいの青いビニール製のプールに高さ1mくらいの氷柱が3本ほど立っています。そう、これにこれから入るんですよね・・・。

 

境内の脇にある社務所前で受付をして2Fの大広間を目指します。畳敷きの大広間には等間隔にテーブルが並んでいます。ここで着替えるようです。ちょっと早めに到着したのでまだ開始まで30分ほどあり。まだそれほど混みあってもいません。

 

まずは、財布やスマホなどの貴重品を1Fの受付窓口にあずけます。おばあちゃんが愛想よく対応してくれました。番号札を受け取り2階に戻ります。

 

少しすいている場所を確保し、座り込みます。ここでボッチの印籠であるスマホを取り出し、ネットサーフィンです。その後、ぞくぞくと参加者が集まり、開始時間まで残り10分となりました。

 

するとあちらこちらで着替えを始める人が・・・。もちろん大広間ですから遮るものはありません。見たくもないおじさんたちの股間がちらほらと目に入ってしまいます。ああいうときのおじさんってデリカシーがないですよね。もっと恥じらいながら、隠しながら着替えることはできないのでしょうか。

(女性はもちろん別部屋です)

 

私も意を決して着替えることにします。上半身のダウンジャケットを着用したまま少し周りから隠し気味に下半身裸になり、白い褌を説明書通りに装着。やはり日本男児、気が引き締まります。そして、上半身裸になり、鉢巻を装着、気合が入ります。

 

そして、開始5分前、1Fに下りて境内に向かいます。そう、外です。外の気温は前述のとおり10度前後。そこにほぼ裸の男性。寒いに決まっています。

着替えの荷物を境内脇に預け、いざ、プールに向かいます。

 

境内に向かって右側が少し日光がさしていたのでそこを陣取り開始を待つことにしました。開始まで残り5分ですが、結構長く感じます。私も他の参加者と同じように上半身を掌でこすりながら体を少しでも温めようと努力します。

 

いよいよ、境内の寒中水浴見学者の数が増えてきました。

鉄砲洲稲荷神社の境内はそれほど広くなく、学校の教室2つ分くらいです。

そこの中心に氷柱を浮かべたプールが鎮座し、その周りに100名ほどの私と同じ参加者がぐるりと取り囲んでいます。そして、それを更に取り囲むように見物人と報道関係者がいます。

 

やはり寒中水浴自体が珍しいので、見物人と報道関係者であふれています。

 

そんな中、とある修行者のような方が神社の矢代に背を向けるように立ち、これから寒中水浴を始めると宣言されました。

 

見た目はイカツイ60歳くらいのおじさんです。眉毛が濃く、まさに古い昭和のにおいの漂う日本人という見た目です。

 

この方がおっしゃるには、この寒中水浴を神事として境内で行っている神社は全国でも数少なく、私も寒中水浴の指導をするため全国を行脚していますとのこと。そして、くれぐれもなにか違和感を感じ取ったらすぐに水から出て、体調管理をすることを口を酸っぱくしてお話しされていました。それは、事故が起こると神事としてこの行事を行うことが今後やりにくくなるからということです。

確かに、と納得し話を聞いていました。ふと100名ほどの参加者を見ると、年代としては40-60台のおじさんが中心。4名ほど女性です。女性は白装束のみですと透けてしまうため中に水着を装着しています。

ただ、100名のふんどし鉢巻き姿が集まると壮観ですね。

 

さて、修行僧の指示のもとまずは、参加者全員で神社を背に記念撮影です。

寒いですが、規律が取れており、スムーズに記念撮影が始まります。まだみんな寒いながらも笑顔です。

 

その後、白装束全員で神社の周りを準備運動がてら走ります。

そう、いよいよ始まるんだという期待と不安が高まります。