アラフォー(40代)のサラリーマンのおっさんがやってみた!

現在アラフォーのおっさんがいろいろなことにチャレンジしてやってみたことを書いていきますね。

100kmウォークをやってみた(第5チェックポイント56.99kmの川島町役場へ⑧)

さて、坂戸市役所(38.56km)に到着しました。時刻はほぼ夕方の6時です。

夕焼けがきれいです。

ここでは駐車場が解放され、バナナが配られていました。

1本入手し、少し座って休憩をしましたが、腰の痛みは特に回復せず。

ただ、まだ残り60km。半分以上残ってます。

ふと、ここでだいたいフルマラソンと同じくらいの距離と気づきます。

いやいや結構歩いたなーと一人感慨深くなりますが、気持ちを切り替えて出発することにしました。

 

 

坂戸市役所を出発してすぐのところで、表示と地図が合ってないところがありました。ひとり佇んで、地図を見ながらうなっていると、後から来た45歳くらいのオジサンが「表示がまっすぐのままだから大丈夫でしょ」ともう一人を引き連れて
そのまま直進していきました。

なんとなく、納得のいかない私は二人を見送り、Google Mapで確認すると、おじさんが間違っていることが分かりました。つまり、おじさん二人は間違った道を進んでいってしまったということです。もう既に二人は見えなくなってしまいましたので、心の中で「達者でな」とつぶやき見送ることにしました。

 

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川島町役場へ

しばらく暗くなった道を歩いていると、天神橋あたりで先行する3名が道に迷っているようです。私は、その脇を声もかけず颯爽と「地図も読めないのかよ」と言わんばかりに抜いていきました。

すると、抜き去ってから100mほど進んだあたりで「ズルっ」と今まで感じたことの無い感触を右足のつま先から感じました。

後ろには先ほど抜き去った3人組。かっこ悪いところは見られたくない。そこで、道を渡り、反対側の暗がりで処置をすることにしました。

靴を脱いでみると、そう、「豆」です。それも今まで見たことの無いような大きなものです。

痛みに半泣きになりつつも中の水を抜いて、テーピングでぐるぐる巻きにする処置をしました。とりあえずこれで多少の痛みはあるものの歩くことができるようになりました。やはり相手をおもいやらなかった罰があたった模様。

 

川島町役場までもう少しというところで50km達成の表示を見かけました。

ようやく半分。

このころの体の状況ですが、足の付け根と腰の痛みが尋常ではなく、痛みに耐えながら歩いている状況です。

残り半分も残っているのに満身創痍。これでどうやって完歩するのでしょうか・・・。

 

そういえば、荷物にロキソニンを入れていたことを思い出し、ついにドーピング(ロキソニン投入  20:47)することにしました。30分くらいすると痛みが引き、歩きやすくなってきました。

 

ここで、元気を出すために昔からのファンであるZARDの曲を聞いて気分を盛り上げます。

 

川島町役場の到着寸前に自販機を発見。前の二人が寄るのを見て抜くチャンスと思い自販機をスルー(判断ミス)。

 

川島町役場(56.99km)22:07にようやく到着。


休憩中のトイレ付近に自販機を発見するも好きな銘柄のお茶が見当たらずスルー(判断ミス)。

 

とりあえず、チェックポイント脇のスペースに腰を掛けて休憩していると、隣の50歳くらいのおばさまが死んだような顔つきで座っています。周りの状況をみると、どうもリタイヤされるようで、タクシーを待っているところでした。

 

辛いのは自分だけではないんですよね。でも、他の人を気遣う余裕は今の自分にはありません。

 

そして、この2連続の給水しなかった判断ミスが後の自分を苦しめることになるとは。