アラフォー(40代)のサラリーマンのおっさんがやってみた!

現在アラフォーのおっさんがいろいろなことにチャレンジしてやってみたことを書いていきますね。

富士山に登ってみた(いよいよ下山へ⑨)

おはち巡りが終わり、解散となりましたが、案内人の一声で休憩所に入ることになりました。

休憩所では所狭しと暖をとる方がいました。我々一同も陣取り休憩をすることになりました。

 

富士山頂上ともなると、ここが同じ日本かと思うくらい物価が高くなっています。ペットボトルが500円だったり・・・。

きつねうどんを注文したと思いますが、結構なお値段がしたと思います・・・。

 

そんな中、店員さんが注文品をもってうろうろとされていました。すると、案内人の方を見定め、「どうぞ」と置いていくではありませんか!

どうも、注文と違った品だったらしく、廃棄するのであれば、案内人の方にあげてしまおうということのようでした。案内人はそれと分かる腕章をつけていたんですね。

 

案内人はちょっと驚いた顔をして、静かにうどんをすすり始めました。

いかにもベテラン風のこの案内人でしたが、後で聞くと、まだ富士登山は2回目とのこと。少なくとも5回は富士山に登られている雰囲気でしたので意外でした。

 

うどんも食べ終わり、そろそろ下山しようとすると、まだまだ時間がありますので、ゆっくりでいいですよ、との声をかけていただきましたが、特にやることもないので、一人で下山することにしました。

 

下山道に到着すると、そこは、砂利道でした。ただの砂利道をいったりきたりしながら下山するのみです。あの登りのような岩肌に手をかけて這い上がったり、ぴょんぴょん岩をとんだりというアクションは皆無です。ただただ砂利道をひたすら下るだけ。そのため、持ち物リストにもありましたが、靴とズボンのあいだから砂利の侵入を防ぐスパッツがここで役に立ちます。

 

スパッツをしっかりと装着し、重力に逆らうことなく、少し早歩きでどんどん下っていきます。ただ、前を行く同じ下山する方の砂埃がけっこうひどいので、どんどん抜かして自分はきれいな空気が吸えるようにしていました。

 

途中、道が分かれており、しっかりと確認をして富士吉田の方向に下りていきました。もしここで間違えると、大変なことになります。

 

あんなに苦労したのぼりが嘘のようにするすると下っていき、のぼりで約8時間かけて9合目の山小屋に到着したのがうそのように、2-3時間で5合目に到着しました。