富士山に登ってみた!(おもいたった編)
いまから10年前(多分2010年頃の7月当時33歳)、いろいろなチャレンジをするきっかけとなった富士登山です。
ある日、ふと「富士山って登ったことないな。いずれ登りたいな」と思ったんです。
これまでですと、「ま、いずれ」と何事もなく終わるのですが、このとき、「いつなら登れるんだろう」といままでとは少し違う回線に頭が切り替わったんですね。
そんな中、調べてみると、ちょうど今富士山に登れるシーズンだということが分かりました。
当時、結婚して子供が3歳でした。遠出することもなく日々のんびりと近くの公園を家族で散歩する毎日でした。
妻に、「富士山に登ってみたいんだけど・・・。いい?」と聞いてみると、「別にいいよ」とあまり興味の無さそうな返事。恐らく、休日暇そうだから、気分転換にいってらっしゃいとの思いだったのだと思います。
その当時まだ富士山は世界遺産に登録されてはおりませんでしたが、根強い人気がありました。
そういえば、妹が数年前に富士登山をしたということを思い出し、連絡することにしました。
妹に連絡すると、富士登山に使ったウインドブレーカーがあるとのことなので、ちょっと小さいですが、借りることにしました。
そして、唯一のアドバイスとしては、「ツアーで参加した方が良い」とのことでしたので、ウインドブレーカーを送ってもらう約束をして、電話を切りました。
その後、即富士登山のツアーを予約しました。とりあえず、2週間あればいろいろ準備ができるだとうという思い込みで、日程を確約し、申し込ました。ちなみに申し込みをしたのは、私ひとり分のみです。
こんな急な思い付きに、人に迷惑をかけることは申し訳ないですから。
(ただ、この選択が後々よい結果となりましたが・・・。)
だいたい2万円くらいだった覚えがあります。
新宿からバスで富士山5合目まで連れて行ってもらい、そこからはガイドの誘導で登山道をのぼり、途中の山小屋で1泊して、ご来光をみて下山。下山後に温泉に連れて行ってもらい、食事をして、新宿までバスで連れて帰ってもらい解散という流れです。
これだったら、自分でやることは、「山を登るだけ」という明確な目標のみ。
あとは、モノの準備です。
でも、あまりお金はかけたくない。どうしよう・・・。