アラフォー(40代)のサラリーマンのおっさんがやってみた!

現在アラフォーのおっさんがいろいろなことにチャレンジしてやってみたことを書いていきますね。

寒中水浴やってみた(氷水って冷たいんだ・・・③)

さて、準備運動がてらのジョギングも神社の周り約200mくらいを走って終わりました。準備運動と言っても200mでは体は温まりません。

そして、持参したサンダル履きですので、うまく走れません。

走り始めて2分もするとすぐに境内に戻ってきました。気温が寒いので結局体温は上がらず、寒いままです。

境内に戻ってきたら、定位置に決めた日のあたる場所を確保します。

 

参加者が境内に戻り、ぐるりとプールを取り囲んだ形になります。あの修行僧のような方は神殿を背に正面に陣取ります。

 

ここから、まずは聖なる儀式であるため、祝詞のような言葉を修行僧の方の先導で腹から声を出して発生します。この言葉は神殿に垂れ幕のように掲げてありますので、それを順に読んでいきます。

さらに、悪霊を追い払うため、右の人差し指と長指を揃えた状態で自分の前方を斜め上から切り裂きます。やはり聖なる儀式のためか、ワクワクしてきます。

 

一通り祝詞を唱えた後は、いよいよ入水です。

入水していないときは、立ったまま船をこぐような動作をして待つように伝えられます。

 

そして、遂にその瞬間です。

参加者が100名程度と比較的プールの大きさの割に多いため、入水を2回分けて行うとのこと。

ただ、やはりここは様子見などという日本人特有の弱い心を押しとどめ、一発目に飛び込むことにします。

 

修行僧の方の号令でいざ入水!!

高さ70cmほどあるビニールプールをまたいで右のつま先を差し込むと、思っていたとおり、冷たい!いや、想像以上に冷たい!

 

周りのおっさんたちが「うあー」、「くー」と声にもならない声で次々と入っていきます。

 

自分の左足もプールに差し込むと氷水が膝上まできます。

あの修行僧の方もプールに入り、両足で立っています。

 

そう、ここからが勝負です。

意を決して、しゃがみます。そう、肩まで。

 

人間、氷水につかると、逆に声がでません。ここで、氷水に使っている間、「はらえどのおおかみ」と神様の名前を繰り返し唱えます。

そう、もちろん活舌よくなんてできません。

身体も震えながら、そして口もがたがたと震えながら「はらえどのおおかみ、はらえどのおおかみ、・・・」と連呼し、早く終われ、時間よすぎろと祈ります。

 

すると、30~1分経つと、それまでという声がかかり、急いで我先にとプールから退出します。

そして、もう一班が入れ替わりで入ってきます。

ここで、まだ人が出ていないのに入ろうとするおっさんの多いこと。

電車と同じでまず、中の人が出てから入りましょう!!

 

もう一班が浸かっている間、外は氷水ほどではないが、もちろん寒いです。

そう、あの舟をこぐ動作を繰り返し、身体を温めます。周りは見学客の人垣で風が遮られ、日も照ってきて若干あったかいような気がします。

 

そして、プールの反対側のいまプールからでてきたおっさんたちの体から湯気がでて、もやがかかっています。なんかちょっと幻想的です。

きっと、反対側のおっさんも我々を見て同じようなことを思っているのでしょう。

そして、船をこぐ動作をエッサ、ホイサとするのでした。