アラフォー(40代)のサラリーマンのおっさんがやってみた!

現在アラフォーのおっさんがいろいろなことにチャレンジしてやってみたことを書いていきますね。

富士山に登ってみた(やっと山小屋へ④)

富士山の5合目を出発し、目指すは頂上の10合目。

 

途中何か所か山小屋をトイレ休憩で立ち寄り、突き進んでいきました。

トイレは一応有料ということで、1回100円程度を寄付という感じで投入していました。バイオ式ということでしたが、あれだけの量の糞尿を処理しきれないだろうなと思っていました。恐らくバイオという名目の汲み取り式ではないかと目論む。

 

でも、昔は、トイレといってもただの囲いだったそうで、糞尿が垂れ流し、使用後のトイレットペーパーが滝のように見えたということだったそうなので、そのころと比べてもだいぶ良くなりましたね。(一説にはこれが原因で世界遺産になれなかったということです)

 

そして、山小屋の飲料は高い!平地だと100円程度で買えるのが、高くなるにつれてだんだん高額になっていきます。300-500円程度にまで高騰します。

 

でも、すべての飲料を5合目から持っていくのは体力を削ることになりますので、高くても途中で購入することをお勧めします。

 

そんな中、他の富士登山のツアー客に遭遇します。

印象に残っているのが、女性ONLYのツアーでした。そのグループは20名程度で10-70歳くらいの登山者のグループを女性の案内人が先導していました。

そのグループに出会ったのは7合目付近でしたが、その案内人の女性の方が2つバックパックを背負っていたんですね。そんなに案内するのに荷物が必要?我々の案内人も私たちと同じような荷物の量なのにと思っていたら、その案内人の方の脇に肩をささえるように白髪の70歳とみられる女性がフラフラと 歩いていました。

どうも、白髪の70歳の女性がリタイア寸前となり、案内人が荷物を引き受けたと見受けられました。

 

あの顔の表情を見ると、とても登頂できそうもないなと思ったのですが、いったいどうなったのか、気になります・・・。

 

スタートしてから7時間。いよいよ暗くなってきました。他の登山客は山小屋に泊まっているようです。

 

早いツアーは5時くらいに7合目付近で早々に泊まっていて、我々が登っている様子を涼し気に見ていて悔しい思いをしました。

早く、山小屋に着かないかなと思っていたその時、次の山小屋が泊まる場所ですとの発言が案内人の方からでました。

到着次第休んでいいですよとの声を聞いた途端、我々のツアーの同志は息を吹き返し、我先にとスピードを上げて登り続けました。

私もそれに負けずにぐんぐんと最後の力を振り絞ってのぼり、ようやく山小屋に到着しました。